コールドブリューは「難しそう」と思われがちですが、基本的には豆と水と時間があればできます。ただ、うまくいかないときの原因はだいたい決まっています。この記事では、Quay Blendfieldで毎朝作っているコールドブリューの手順と、よくある失敗の理由を説明します。
豆の選び方 ¶
コールドブリューには、浅煎りよりも中煎りから中深煎りの豆が向いています。浅煎りは水出しにすると酸味が際立ちすぎることがあります。Quay Blendfieldでは夏季にエチオピア・イルガチェフェG1(浅煎り)を使っていますが、これは豆の甘みが強いロットを選んでいるためです。一般的には、コロンビアやブラジル産の中煎り豆が扱いやすいです。
豆の量と水の比率 ¶
基本の比率は、豆1に対して水10です。100gの豆に対して1リットルの水。これで濃いめのコールドブリューができます。薄めが好みなら、飲むときに水で割ってください。抽出後に薄めるほうが、濃度の調整がしやすいです。Quay Blendfieldでは、この比率よりやや豆を多くして、氷なしで飲める濃度に仕上げています。
抽出時間と温度 ¶
冷蔵庫で12〜18時間が目安です。常温で抽出すると8〜10時間で済みますが、雑味が出やすくなります。冷蔵庫の方が時間はかかりますが、クリーンな味になります。18時間を超えると過抽出になることがあるので、最初は12時間から試してみてください。
よくある失敗 ¶
一番多いのは「薄い」という失敗です。原因は豆の量が少ないか、挽き目が粗すぎるかのどちらかです。コールドブリュー用には、中挽きから中細挽きが適しています。もう一つよくあるのは「えぐみがある」という失敗で、これは過抽出か、豆が古すぎることが原因です。焙煎から2週間以上経った豆は、コールドブリューには向きません。
コールドブリューは、一度作り方を覚えると夏の定番になります。Quay Blendfieldでは毎朝作っているので、気になることがあればカウンターで聞いてください。今週のコールドブリューは今週のメニューで確認できます。